映画帰ってきたドラえもん

原作6巻の「さようなら、ドラえもん」と
7巻の「帰ってきたドラえもん」を一つの中編に纏めたもの。

エイプリルフールの日常を描いている。
作画や演出が良く、伏線回収もそこそこだけど、
感動する話、という見方は管理人には難しかった。

ジャイアンがのび太を追いかける理由や、
ドラえもんが未来に帰る理由が一切語られない
核心の部分をちゃんと説明していれば印象が変わっていたかもしれないね。

おまけにドラえもんが未来に帰る際、
のび太は「何でも自分一人でやる」と約束するけど、
漫画やテレビののび太は結局その後もドラえもんに頼りっきりなので、
その場限りの言葉だと冷めた目で見てしまう。
管理人が本作を感動する話とは取れないのは、主にこの二点が理由。

ジャイアンとスネ夫はその後ものび太に意地悪をし、
のび太ものび太で今日の日付すら知らないドジっぷりと、
主要キャラの長所より短所が目立っている印象も強い。

最終的にはタイトル通りのハッピーエンドになったのは良かったし、
泣けなくても悪いとまでは言わないから、
これで泣けないのは非人間」みたいな同調圧力は勘弁してほしい。
端から見ると作品のイメージを悪くしているだけだから。

なお、本作以降のドラえもんの中編映画は全て感動系の話である一方、
同時上映の長編映画は完成度がイマイチなものが目立っていたため、
どうにも製作側の意図を邪推してしまう。
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2 Comments

ツキカゲ

こちらにも、コメントさせて頂きます。この話は、テレビでも「感動する」と紹介されてましたが、私も全然感動出来ませんでした。

この話でもジャイアンは、のび太を殴ろうとする(2人は喧嘩をするが、結局のび太だけが一方的に殴られる)為「ジャイアンは、いつものび太に暴力を振るう奴で、大嫌い」というイメージが強くなりました。

スネ夫もジャイアンと一緒になって、のび太に意地悪するので無理に感動話にしている様にしか見えません。(因みに映画でなくてもスネ夫とジャイアンは嫌いだった)

確かにネットでは「この話に感動しない人はおかしい」という声を見かけますが、国民的アニメと呼ばれるドラえもんで、価値観を押し付けたり「非人間呼ばわり」するのは、おかしいですよね。

私は「秘密道具が面白いから」という理由でドラえもんを楽しんでましたが「帰ってきたドラえもん」の話でこの作品のイメージが悪くなったのは残念です。

  • 2024/03/27 (Wed) 03:58
  • REPLY
R・チョロ

R・チョロ

Re: タイトルなし

こちらもコメントありがとうございます!

ジャイアンやスネ夫は明らかに「いじめっ子」ですね。
その上、作品全体でそれを本気で止めさせようとせず、
ドラえもんものび太の欠点を必要以上に悪く言っているので、
私自身はドラえもんを好きな立場でも、
現代ではできないギャグの様式だとは思います。
(平成以前はいじめられても我慢しろという風潮が強かったらしい)

ドラえもんは非常に有名で人気の高い作品である故に、
「これで泣けないのは~」みたいな同調圧力もありますね。
他にも、世間では好評だけど……と言う作品もありますが、
私はどんな作品でも思ったことを書く
というコンセプトでブログを続けています。
(Twitterなどでは書きにくいことでも、ここでなら気兼ねなく書くこともできる)