今春公開のマリオ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』について

日本では2023年4月28日に公開される、
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の
最終トレーラーが3月10日に既に披露。
大まかなストーリーやキャストの情報も出揃い、
後はいよいよ公開を待つだけになった。

魔界帝国の女神』は未見だけど、
原作から変えすぎたせいか評価は低いらしく、
私もリアルすぎるヨッシーの画像だけやたら印象に残っている😅
ピーチ姫救出大作戦!』は、
「キノピオのキャラ」マリオにキスするところで、何故か嫉妬が……
「トゲゾーがファイアボールでやられる原作無視」
「オリキャラがマリオからピーチを奪い取るラスト」
と言う設定や展開が苦手だった。
それでも、マリオが古谷徹さん、
ルイージが水島裕さんと言う配役は最高。
古谷さんはその後もマリオの日本語版声優に起用されたけど、
水島さんのファンとしては水島ルイージも定着してほしかった。
ルイージのお馴染みの外見もこの映画が初出だし、
マリオファンにとっても決して蔑ろにできない映画だと思う。

一方、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、
現時点で分かっている情報だけでも
かなり原作を忠実に再現しているように見え、
尚且つストーリーは現代の価値観に準じていると言う、
理想的な映画化の形に思える。
中でも特筆すべきは、ゲームでは大抵攫われ役のピーチ姫が、
この映画ではマリオと共に戦う仲間として勇み立ち、
攫われ役がマリオの弟のルイージとなっていることだね。

私は子供の頃から性格ががさつ、男言葉、
コロコロや戦うアニメの方が好きだと言う、
いわゆる女らしい女でも何でもなかったので、
自分とは真逆&情けない攫われ役のピーチ姫が嫌いで、
『マリオパーティ』等の多くのマリオキャラを使えるゲームでも
ピーチ姫は絶対に使わなかった。
逆に元気なデイジー姫や強気なウェンディ
好きだし使う気にもなれる。(詳しくこの記事を)
確かにピーチ姫も作品によっては
自ら戦ったり冒険したりしているけど、
主人公はあくまでマリオであることと、
クッパがそれ以上の力で襲ってくるせいで目立てないのが残念。

そんな私にとっては、
ゲームよりも人目に触れやすい映画において、
ピーチ姫の強い一面をクローズアップし、
マリオの対等な仲間にしてくれたことは凄く嬉しかったね。
正に今の時代に合ってるし、
ピーチ姫は決して攫われるだけではないと改めて気づかせてくれて、
私でなくても彼女を好きになる人が増えそう。
ピーチ姫でこれなら、デイジー姫はどうなるのかもまた気になるね。

日本語吹き替えの声優陣も、
ピーチ姫役の志田有彩さんは初めて聞くけど、
マリオ役が「ウルトラマンゼロ」の宮野真守さん、
ルイージ役が「ウルトラマンゼット」の畠中祐さん、
クッパ役が三宅健太さんとどれも馴染み深く、ピッタリな配役。
関智一さんのキノピオも、
1989年にアメリカ合衆国で放映されていた
The Super Mario Bros. Super Show!』の
ウザキャラハイテンションなキノピオを髣髴とさせて面白い。
他にもドンキーコングらも登場が確定していて、
オリキャラも僅かなセリフで強烈な印象を残させてくれる。
とにかく、実際に見られる日が楽しみな映画。
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