何故私はマナカ・ケンゴ=ウルトラマントリガーを好きになれないのか?

注意!
ここからはウルトラマントリガー及び
マナカ ・ケンゴと言うキャラクターへの厳しい見解を扱っています。
それでも良ければ追記からどうぞ👇
チョロはウルトラマンが大好き
番組としてのウルトラマンも、
キャラクターとしてのウルトラマンも大好き。
たとえ番組自体は低評価でも、
ウルトラマンはどれも個性的なヒーローなので嫌いなものはいなかった。
いなかった……😔

なのに、唯一番組としてはおろか、
キャラクターとしても嫌いになってしまったウルトラマンがいる。
それは以前からこのブログで述べている通り、
ウルトラマントリガーである。

ウルトラマントリガーは同名の番組の主人公であり、
マナカ・ケンゴが変身するウルトラマンである。
ティガの回帰と言うコンセプトそのものもデザインも良いと思うし、
ケンゴ役の寺坂頼我さんそのものへの悪感情も全くない。
美形でスタイルも良く、
『トリガー』の印象を覆い隠すような当たり役に起用されて、
どんどん大成してほしいと思っている。
今回も過激なファンのデマ騒動に巻き込まれて実に気の毒だと思う。

しかし、チョロにとってケンゴ=トリガーは
一切魅力を感じられない存在である。
同作に彼以上に好まないキャラクターはいるものの、
主人公も一部の過激なトリガーファンの所為で印象が降下する一方なので、
現時点でも早く次のウルトラマンが出て干されてほしいとしか思えない。

チョロがケンゴ=トリガーを好きになれない理由
箇条書きで記すならばこのようになる。

1.出自が途中で明かされるが、
凡人とはかけ離れている上に実に分かりづらくて意味不明


→この時点でどんなに明るくて人懐っこい性格でも取っつけない
私は女なのでよくウルトラマン達をかわいいと思ったりするけど、
ケンゴにトリガーの姿で「デヤァ?」とか媚びられても、
だからコイツは何者なの?」と言うつかえが過り、
全くかわいいと思えない

2.耳にタコができるほど「スマイルスマイル!」を口走るが、
何故そこまでスマイルに拘っているのか
最後まで追わないと分からず、
その理由も単に義母の口癖だったからと言う
共感性もへったくれもない薄っぺらさ。
皆を笑顔にしたい」らしいが、
そのために具体的に何をするのかと言うのも一向に見えてこない。


→押しつけがましい上に薄っぺらい口癖を連呼する
鬱陶しいキャラと言う印象がつく。
そもそも笑顔にしたいと言うコンセプトが良くない。
せめて笑顔を守るだったら押しつけがましくなくて幾分マシになったのに。
誰にだって泣きたい時や怒りたい時だってあるのに、
それすら考えず笑顔を強要する様はまるでサイコパス

3.性格も明るいと言えば聞こえは良いが
空気の読めない言動の数々


→前述のスマイルの強要もそうだし、
22話で何も考えずメカムサシンを出現させたり、
24話でも宇宙の危機が迫っていると言う状況なのに突然イグニスにハグし、
ただでさえ危機感が感じられないのに余計に拍車をかけたりと、
ムードメーカー空気の読めないスマイルバカの履き違えとしか思えない。

4.とにかく弱い。肝心な時にすら役に立たない。
最強形態のはずのグリッタートリガーエタニティですら全然強く見えない。


→設定上は強くなってるにも関わらず、
何故ここで苦戦するのかと言う理由付けがなっていなかった。
毎回同じ敵(カルミラ、ダーゴン、ヒュドラム)及びその前座と
渡り合う構成そのものが足枷だったと思われる。
それでもやりようによっては
強い形態が押されても納得を行かせられただろうが、
この番組はその部分の演出も芳しくなかった
お陰で初期はアクションかっこよさで許せても段々苛立ちが募り、
ウルトラマンとしても好きになれなかった

5.設定がストーリーに活かされてない。

→『トリガー』のキャラの大部分に言えることだけど、
ケンゴの火星出身植物学者と言った設定も
ストーリーに上手いこと活かされなかった
良い意味で印象的だったのは、
精々前者がゼット客演回で笑える形で活かされた程度だった。
義理の親との親子愛も積み重ねが薄い所為で感動出来ないなど、
彼に関するエピソードにも魅力を感じられなかった。

以上の主な5点により、
私は人間としてのケンゴも、
ウルトラマンとしてのトリガーも好んでいないのである。
サイコキャラとして開き直れれば
好きになれるかもしれないけど、
『トリガー』本編で好感を持つことは難しかった。
肝心の主人公にもあまり魅力を感じられないことが、
余計に番組としての『トリガー』の評価を下降させてしまった。

「でもトリガーは売上があるだろ!売上が全て!
と言う反論は全く受け付けないので悪しからず。
これはあくまで個人の感性を書いた記事なので
売り上げ云々はお門違い
それがこれほどまでにネガティブな内容で大変申し訳ないけど、
TwitterなどのSNSでは否定的な意見を発しづらい現状、
不満を吐き捨てたり共有できる場も必要だと思うし、
だからこそ最初に注意書きをさせてもらった。

※【5/29】コメントの削除について

記事の内容に共感していだけるのは嬉しいのですが、
実在の人物に対する過度な発言は
控えていただく
ようお願いいたします。
スポンサーサイト



6 Comments

杉浦

スマイルスマイル=オウム『こんにちわ!』ルルイエはどうした

『スマイルスマイル』
はうざいというかプリキュアの主人公ならいいけどウルトラマンだとどうだろう…と最初は思ってたんですけど
でも途中からもしこれがプリキュアだったら『みんなの笑顔を守るため!私は決してあきらめない!』的なクソかっこいい展開があると思うんですが
トリガーはただ『スマイルスマイル』つってるだけで行動を伴ってないんですよ。だから何かの口癖をコピーしただけで中身を感じられない。オウムのおしゃべりみたいなもん。これは僕自身がアスペルガー児だからそういう特定の言葉をオウムのようにしゃべるのはよくあるので分かるんです。
アキトの『ウザい(怒り)(困惑)(恥ずかしい)』やイグニスの『ゴクジョーだぁ(嬉しい)(興味)』はちゃんと意味があってしゃべってるけど『スマイルスマイル』はほんとオウムが単語をしゃべってる感じ。

あと火星に住むお母さんとトリガーの物語をもうちょっと深く掘り下げてほしかったなと言うのもありますし,
何よりあんなに大事そうにリュックに入れて世話してたルルイエはユザレ以降どうでもいい扱いになってるのが…。結局てっしんに世話おしつけたようなもんでしょう。
まぁたっ君はギャグ要素が皆無すぎるのとストーリーがだらだらして退屈してしまった,というのがトリガーがダメだった1番の理由です。
zみたいに次から次と事件が起こったり変化したりギャグの応酬があった方がいいに決まってます。


アクションとデザインまでは否定しません。
僕はやっぱりキャラの新形態とか追加戦士とか新しいアイテムは登場した時に凄い興奮するのでネタばれはやっぱり嫌というか登場するまでCM控えろ馬鹿と思います。(でもこのキャラは生存する!とかのネタばれはむしろokです。不安になりますから。)
でも売り上げが全て!の大人たちとしては少しでも早く商品を発表してたくさん売りたいのでしょう。たっ君はどんなにしつこくCMされても本編が面白ければ買う,つまらなければ買わない,のに。

R・チョロ

R・チョロ

Re: スマイルスマイル=オウム『こんにちわ!』ルルイエはどうした

本当にその通りですよねぇ😓
当初からただスマイルって言いたいだけじゃないの?
と思いながら見てましたが、
まさか最後まで変わらなかったとは……
アキトのウザいやイグニスのゴクジョーは
別に他人の行動や信念を変えようとしている訳でもないので
全く気になりませんが、
ケンゴのスマイルだの笑顔だのは正に鬱陶しい
他人に何かを強要されることほど苛立つことはありませんよ。

ゼット回やリブット回はギャグも構成も良かったんですがねぇ。
キャラに魅力が薄く大して面白いストーリーでもない所為で
2クールしかないにも関わらず間延びを感じましたよね。
主題歌だけなら名作に見えるのに本当に残念でした。

私も欲しいものを手に入れるスタンスなので
興味のないものはどんなに宣伝されても心が動きませんね。
本当に欲しいものはたとえプレ値であっても手にしたいものです。

  • 2022/02/17 (Thu) 21:50
  • REPLY

-

やはりマナカケンゴは歪んだ光の持ち主でしかないですね

  • 2022/12/20 (Tue) 07:58
  • REPLY
R・チョロ

R・チョロ

Re: タイトルなし

彼の善意が押しつけがましく感じるのは特に問題だったと思います。
ウルトラマンデッカーでは良い感じの客演を果たしましたが、
カルミラを救う話の後にヒュドラムの外道なエピソードを出したのは
それを救ったケンゴの株が下がりかねないと思いました。

-

他人に笑顔をねだるのは最も善くないことですね
悲しんでうちひしがれてる人にいきなり
それを押し付けられる痛みを知ろうとも覚えようともせず
只押し付けるそんな惨さがあるのにウルトラマンに相応しくありませんね

  • 2023/04/07 (Fri) 04:06
  • REPLY
R・チョロ

R・チョロ

Re: タイトルなし

ケンゴは一見、
ポジティブな性格で親しみやすい人物ですが、
実際は出自が曖昧で思考回路も理解が難く、
最後まで親しみを抱けない主人公でした。

とにかく貴方様も仰る通り、
「スマイルスマイル」と言う口癖が
押しつけがましさを感じるのが難点だと思います。
現実で落ち込んでいる時に
単に「元気出して!」と言われても
どうしようもないのと同じで、
容易な口癖など使わず真剣に悩みを聞く姿勢と
行動で誠意を表していただきたいのです。

常にポジティブでいるのではなく、
程よく落ち込んだり真剣にならなければ、
人間味や親近感は感じられないと思います。
ケンゴの言動により終盤のシリアスな雰囲気が損なわれたのは
非常に残念です。

しかし、ケンゴは『デッカー』で客演した時は
あまり違和感がなかったので、
ケンゴのような人物は主人公よりも
主人公の仲間・親しみやすい先輩と言うポジションの方が
良きムードメーカーとして収まると思います。

ケンゴを純粋に好きなファン(子供達を含む)の好みは
決して否定しませんが、
どうにも私には疑問や不可解な点が多いキャラクターでした。

また余談ですが、
ケンゴの「光も闇も受け入れる
と言う姿勢自体は素晴らしいですが、
『トリガー』と言う作品のファンの一部に
彼の思想をリスペクトする姿勢が
全く見受けられないことにも疑問を感じます。