タイムボカンシリーズの「美形悪役」は誰が刺さる?

タイムボカンシリーズは時代が下ると、
メインのヒーローと三悪の戦いに
敵サイドの美形キャラが介入するケースが増え、
ファンの多様化とマンネリの打破に貢献した。
『タイムパトロール隊オタスケマン』のゲキガスキー
『ヤットデタマン』のドンファンファン伯爵
『逆転イッパツマン』の隠球四郎と言ったキャラクターである。
『イタダキマン』の竜子女性の美形キャラに数えられるけど、
特に男性キャラは『オタスケマン』以前は
敵サイドの美形レギュラーは女性キャラに限られていたため、
新鮮だったと思われる。

でも、管理人がこのカテゴリーで最も好きなのは、
やはり隠球四郎と言う他ない。
真面目で努力家、優秀な支社長である一方、
高飛車で目的のためなら他人を平気で道具扱い、
暴行や殺人未遂や部下を使った残酷な轢き逃げ……
こうして書くと完全な成敗対象だけど、
とにかくキャラクターと人間関係が好みに刺さる
帰属する組織の発展及び自分の存在意義を守ると言う、
明確かつ共感性の高い目的があり、
目的への強い執着と感情や倫理観に囚われない判断は、
悪役であることと男性キャラであることを大いに生かせている。
端麗な容姿も惜しみなく悪用してくれて、
我が物にしたイッパツマンを仔猫のように扱う姿
彼をより恐ろしく尚且つ美麗に見せた。
何より、彼は目的に限定的な相手イッパツマン)が強く絡むこと、
スパイ000と言う良好な関係の相方がいる点が大きい。
相方がいることで別の一面が楽しめる。
キャラクターが生き生きして見える。
イッパツマンと球四郎の掴み合い
走る球四郎と000
一方、ゲキガスキーとドンファンファン伯爵への関心は、
現在はそれほどではない。
端麗な容姿を悪用する点は同様だけど、
どちらも優しげな雰囲気で、
悪役ならではの恐ろしさをあまり感じない。
表向きの行動の裏には真の目的が隠されているが、
それは仲間である三悪には公言できず、
公言可能な相方と組む部分がないため、
イマイチ所業を楽しんでいる感がない。
私は善悪関係なく、人生をエンジョイしているキャラを好む傾向が強いらしく、
悪役に惚れこむことがあるのも、
所業を楽しむ姿に惹かれる部分が大きい。
また球四郎の望みにはイッパツマンの打倒、
つまり限定的な相手への執着がキーポイントだが
歴史の改変やミレンジョ一味の監視は
限定的な相手への執着を必要とせず、共感性も乏しい。
そのため、ゲキガスキーとドンファンファン伯爵も好きではあるし、
良いキャラクターだと思うけど、
個人的には隠球四郎ほど刺さらない。

だが、同じく悪役ならではの恐ろしさが薄く、
これと言った目的が見えない竜子が好きなのは、
声優さんの演技の可愛らしさや
女性キャラとしての扱いに納得が行くと言った、
これまた異なる理由である。

他に『ヤッターマン(2008年版)』のドクロリングハンターはどうにも刺さらず、
『怪盗きらめきマン』のドック・リンゴ
配役がイメージに合わないことや、
デフォルメの強い外見が好みから外れる。

よって、管理人の現在の『タイムボカンシリーズ』推しランキングは、

1位:丹平
2位:隠球四郎
3位:スパイ000
4位:竜子
5位:ゲキガスキー

と言ったものになる。あくまで個人の好みです😅
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