未来警察ウラシマンの感想 36~40話

未来警察ウラシマンでは、
目の上のたんこぶを除去してウハウハのルードヴィッヒ
世界を手中に収めんとしていた。
そんな時、号泣必至のエピソードが舞い込む……続きは追記から。

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第36話「ルードビッヒの罠」
ルードヴィッヒはヨーロッパ支部のレオナルドとの協同作戦で
隕石ローズを捕獲する誘いに建前上は乗っておき、
実際は自身を蹴落とすつもりのレオナルドを逆に貶め、
イクシオンファイルを奪い取る作戦に出た。
この回はとにかく戦闘描写が良く、
ミサイル基地で警備員を次々と倒すスティンガー部隊がかっこいい。
銃口を向けるリュウにヨーロッパ支部の場所を教えたキャットをウルフが処罰!?
普段はキツい顔つきで描かれているキャットだが、
この場面では格別に美しい作画で描かれておりファン必見。
こりゃリュウも騙されますわー。
急いでクロード、ソフィアと共にヨーロッパ支部に向かうリュウだが、
これも全てルードヴィッヒの作戦ウルキャが潰えなくて良かった
相変わらずチームワーク抜群のスティンガー部隊が本当に尊い。
そしてヨーロッパ支部をメカ分署に潰させ、
手を汚さずに勝つとは何てあくどいのだ(誉め言葉)
ヘタレなレオナルドも可愛かった。

第37話「変身!ダーティリュウ」
突然冤罪で投獄されたリュウ。
権藤のおっさんは何を考えてるのかと思ったら、
ルードヴィッヒが目を付けている
ネオシカゴのマフィアのアル・カポーンを脱獄させて
ネクライムの動きを見るためだとか。
そして、リュウはマフィアのドラゴンを名乗って活躍する。
明るい作風になったけど、
説明不足で意味不明な箇所が多いのが気になった。
ルードヴィッヒとの攻防は良かったけど、
最後もどう誤魔化したのか謎。
動画も戦闘は良く動いていたけど
逃げるルードヴィッヒを追いかけるリュウの場面が……

第38話「金庫に向って走れ!」
フューラーの元部下、ミスターフォーチュンが守る
地獄迷路の奥の未だかつて破られたことのない金庫。
その中には巨額のブラックマネーがあると言う。
ルードヴィッヒにこれ以上軍資金を渡してはならない。
ミスターフォーチュンの3人1組の金庫破りに
メカ分署とスティンガー・ウルフ、キャット、ジタンダが参加した。
ルードヴィッヒが普段役立たず扱いのジタンダを選んだのは、
動物的な勘と人間離れした本能を試すためらしい。
何だかんだでジタンダの長所もしっかり見ているのが良いなと。
ミスターフォーチュンも良いキャラしてるね。
ハゲタカのベイビーに肉を食らわせようとする狂いっぷり。
おまけにウルキャが過去最大級に尊い😍
ウルフが足を挫いたキャットを励まして
お姫様抱っこで運ぶところが堪らなかった。
ジタンダも癒される。ベイビーとのやり取りも笑い処。
そしてまんまとベイビーにマウントを取ったジタンダが金庫を突破したが、
中身は単なる黒い鐘
フューラーがプロジェクト3891のために使い果たしてしまったからだ。
でも、これによってジタンダが更にルードヴィッヒに認めてもらえるかなぁ。
役目を終えた地獄迷路は爆破され、
ベイビーに逃げられるフォーチュン、いかだを漕ぐジタンダ達、
いつまでも掴まったままのメカ分署
の三段オチも最高だった。
初回から見ていればニヤリとさせられるネタもあり。

第39話「ネオトキオの休日」
リュウが助けた美少女は
フューラーの科学者、アインヘルトの娘のマーガレット
アインヘルトの開発した反量子転換システムに目を付けたネクライムが、
娘を愛するアインヘルトを誘き寄せるために狙われていたのだ。
マーガレット襲撃では6話以来、
目立った活躍がなかったスティンガー・シャークが引率。
やっぱり美女にまつわる悪事が似合ってるね。
ジェットコースターの上での戦闘も見物。
これ以上日の当たらない生活をしたくないと言うマーガレットにも、
ルードウィッヒが手に入れた
反量子転換システムのディスケットが焼失するのも納得。
でも、ソフィアは何もリュウとクロードの色事に
口出ししなくても良いと思う😓
アインヘルトとマーガレットはネクライムから離れ、
マグナポリスの元で人並みの生活を送ることが認められた。
リュウはこのままマーガレットといい関係になっていくのかな?
好き嫌いがはっきりしないソフィアよりは相性が良さそう。

第40話「フューラーの逆襲」
大どんでん返し!
ルードヴィッヒが追放したフューラーは影武者だった……
と思われたが、本物だと思われたフューラーも
本物と瓜二つのアンドロイドだった。
リュウが老人は老人らしくゲートボールしていればと言った後、
フューラーとアンドロイドがゲートボールをしている回想が流れると言う
さりげないギャグもあったりするが、
ウラシマン屈指の泣けるエピソード
リュウの吐いた優しい嘘と、
最後まで義に生きたアンドロイドが本当に泣ける。
私にとっては、これまでの人生で見たどのアニメでも
この回ほど泣けたことはなかったかも……
ルードヴィッヒ自身もフューラーに愛する者を奪われた立場であるものの、
フューラーを心から愛する者も存在したのである。
たかがAIだろうと言う者もいるかもしれないが、
ロボットと人間を心を通わせられる時代ではどちらの思いも変わりない
非情なルードヴィッヒに悪役としての好感度が上がったと同時に、
より倒すことの罪悪感もなくなった。
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